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東京ガスと東京電力がそれぞれで打ち出している「電気・ガス」のセット割引について、興味を持ったことのある方は多いと思います。
この記事では、東京ガスと東京電力で
- 電気とガスをセット契約した場合の料金比較
について検証しています。
生活コストが上昇している昨今、電気・ガスをまとめて、料金を少しでも安くしたいとお考えの方は参考にしてみてください。
電気・ガスの使用量は各世帯ごとに下記の数値でシミュレーションしています。
世帯 | 電気 | ガス | |
契約アンペア数 | 電気の使用量 | 都市ガス使用量 | |
一人暮らし(単身) | 30A | 150~220kWh | 5㎡ |
二人暮らし(DINKS) | 40A | 200~300kWh | 15㎡ |
四人暮らし(家族) | 50A | 350~450kWh | 30㎡ |
シミュレーション作成にともない、下記2点は考慮していません。
- 電気代:燃料費調整額、再生可能エネルギー賦課金
- ガス代:原料調整費
目次
結論
比較するプラン
供給エリア
東京ガス│電気・ガスセット割りの内容
東京電力│電気・ガスセット割りの内容
東京ガス VS 東京電力│電気料金、ガス料金はそれぞれいくらになるのか?
【電気料金比較】電気料金のみの場合、東京ガスの方が安い
【ガス料金比較】ガス料金のみの場合、東京電力の方が安い
東京ガス VS 東京電力│電気・ガスセットでまとめるといくら?
【電気・ガスのセットまとめ料金比較】契約から12ヶ月目まで
【電気・ガスのセットまとめ料金比較】契約から13ヶ月目以降
電気・ガスの契約をまとめることのメリット
セット割引が適用される
支払いを一本化することができ、家計管理が楽になる
1回の手続きで電気・ガスを同時に切り替えられる
電気・ガスの契約をまとめることのデメリット
セットで安くならないケースもある
供給エリアには要注意
LPガスの場合には要注意
まとめ
結論

東京ガスVS東京電力
電気料金とガス料金をセットでまとめると、東京ガスの方が幅広い世帯でお得になることが分かりました。
また、契約から13ヶ月目以上は、東京電力の「スタート割」(ガス)の適用がなくなるため、東京ガスのお得金額が更に大きくなります。
比較するプラン

比較検討するプランは以下の通りです。
企業名 | 電気・ガスセット割野内容 |
---|---|
東京ガス | 「基本プラン」(電気)+「一般料金」(ガス) |
東京電力 | 「従量電灯B」(電気)+「とくとくガスプラン」(ガス) |
供給エリア

東京ガス、東京電力が電気・ガスセット割引を提供しているのは首都圏を中心とした一都六県のエリアです。
供給エリア
- 東京都
- 神奈川県
- 千葉県
- 埼玉県
- 茨城県
- 栃木県
- 群馬県
ご注意事項
一部地域のみが供給エリアとなっている市区町村があるため、詳しくは各社のホームページをチェックしてください。
一部地域のみが供給エリアとなっている市区町村があるため、詳しくは各社のホームページでチェックしてください。
東京ガス│電気・ガスセット割りの内容

東京ガスで電気・ガスをまとめて契約すると基本料金と電力量料金の合計から毎月0.5%が割引されます。
割引が適用されるのは電気代のみです。月の電気代が10,000円だった場合、50円の割引となる計算です。

東京電力│電気・ガスセット割りの内容

東京電力で電気・ガスをまとめて契約すると、東京ガスの一般ガス料金より約3%安くなります。
更に、契約から12ヶ月間は「スタート割」が適用されるため5%安くなります。
つまり契約から12ヶ月間は約8%、それ以降は約3%安くなるというサービス内容です。
割引が適用されるのはガス代のみです。

東京ガス VS 東京電力│電気料金、ガス料金はそれぞれいくらになるのか?

まずは電気料金のみを比較しておきます。
【電気料金比較】電気料金のみの場合、東京ガスの方が安い
電気料金に適用される割引は以下の通りです。
- 東京ガス:0.5%の割引
- 東京電力:無し
世帯 | 東京ガス | 東京電力 |
---|---|---|
一人 | 5,229円 | 5,362円 |
二人 | 8,029円 | 8,296円 |
四人 | 12,398円 | 13,168円 |
【ガス料金比較】ガス料金のみの場合、東京電力の方が安い
ガス料金に適用される割引は以下の通りです。
- 東京ガス:無し
- 東京電力:3%割引+5%割引(スタート割り)
世帯 | 東京ガス | 東京電力 |
---|---|---|
一人 | 1,486円 | 1,369円 |
二人 | 2,716円 | 2,503円 |
四人 | 5,622円 | 5,181円 |
ガス料金のみの場合、東京電力の方が安いですが、東京電力とガスのみの契約はできませんのでご注意ください。
東京ガス VS 東京電力│電気・ガスセットでまとめるといくら?

電気料金とガス料金をセットでまとめると、東京ガスの方が幅広い世帯でお得になります。
また、契約から13ヶ月目以降は、東京電力の「スタート割」(ガス料金への割引)の適用がなくなるため、東京ガスのお得料金が更に大きくなります。
【電気・ガスのセットまとめ料金比較】契約から12ヶ月目まで
世帯 | 東京ガス | 東京電力 | 差額 |
---|---|---|---|
一人 | 6,714円 | 6,731円 | ▲202円 |
二人 | 10,745円 | 10,799円 | ▲639円 |
四人 | 18,020円 | 18,348円 | ▲3,941円 |
【電気・ガスのセットまとめ料金比較】契約から13ヶ月目以降
世帯 | 東京ガス | 東京電力 | 差額 |
---|---|---|---|
一人 | 6,714円 | 6,803円 | ▲1,066円 |
二人 | 10,745円 | 10,930円 | ▲2,200円 |
四人 | 18,020円 | 18,621円 | ▲7,213円 |
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電気・ガスの契約をまとめることのメリット

同じ会社で電気・ガスをまとめて契約することのメリットを見ていきます。
セット割引が適用される
電気とガスをセットで契約すると特別割引が適用され、それぞれ個別に契約するよりも安くなる場合があります。
割引の内容は、会社によって様々ですので、各社のプランを比較検討し、ご家庭の電気・ガスの利用方法にマッチしたものを選択することをおすすめします。
支払いを一本化することができ、家計管理が楽になる
家計管理における電気代とガス代の管理がシンプルになるというメリットがあります。
別々に契約していて銀行口座や引き落とし日が異なる場合、支出を把握することはかなり困難です。
しかし、支払い先が一本化されていれば、引き落としの口座と日付が明確になるため家計管理の手間がなくなり楽になります。
1回の手続きで電気・ガスを同時に切り替えられる
引越しの際、電気・ガス会社にそれぞれ連絡し、日程調整して契約をして、、、というのは思いのほか面倒です。どちらか一方に連絡をするのを忘れて、希望日に利用できないという思いをした方も多いのではないでしょうか。
転居先で契約をまとめておけば、電気・ガスを同時に切り替えられるため余計な手間がかかりません。
電気・ガスの契約をまとめることのデメリット

同じ会社で電気・ガスをまとめて契約することはメリットばかりではありません。ここではデメリットも見ていきます。
セットで安くならないケースもある
セットプランが用意されてはいるものの、電気・ガスを個別に契約したほうが安いというケースもゼロではありません。
ご自身のライフスタイルによってセットが良いのか、個別が良いのかは変わってくるため、綿密なシミュレーションや見極めが重要になります。
供給エリアには要注意
お住まいのエリア次第では、まとめることが困難な場合があります。
電気は全国展開しているが、ガス供給はエリアが限定されるケースが多く、セットで申し込むことができない場合があります。
LPガスの場合には要注意
多くの電力会社で提供しているセットプランは「都市ガス」向けのため、「LPガス」を設置している住宅の場合には申し込むことができない場合があります。
まとめ

東京ガスと東京電力で電気・ガスをセット契約すると、東京ガスの方が幅広い世帯でお得になることが分かりました。
ただし、これはある一定の条件下で算出した数値です。
実際に契約する場合には、ご自身の電気とガスの使用量に応じてシミュレーションをおこなった上で検討してください。
また、電気・ガスをまとめて契約することはメリットだけでなく、利用条件によっては安くならないなどのデメリットもあるため注意が必要です。
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